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いい学習塾はほとんど無い

親は子供に勉強を教えられない

でもお話ししましrたが、身内に勉強を教えるというのはなかなか上手く行きません。

子供にも甘えが出るし、お母さんも怒鳴ったり面倒になってしまったりしてしまいます。

ごくまれに上手くいくご家庭もありますが、ほとんどの場合は上手くいきません。

 

では塾に行かせればいいのかというと残念ながらそうでもありません。

今日はその辺のお話をさせていただきます。

 

学習塾のほとんどは経営難

学習塾を一度経営してみればわかることなのですが、

始めるのは簡単です。

教員資格がいるわけでもなく、誰でも始める事ができます。

 

私のように学生時代から家庭教師の延長で学習塾を始めたという小さな学習塾から、そろばん教室や英会話教室をやっていて経営を安定させるために始めたような学習塾もあります。

始めるために必要なのは教室に使える場所と人だけです。

仕入れや在庫もほとんどないので、生徒さえ集まれば健全経営が可能です。

でも残念ながら多くの学習塾の経営者はマーケティングの知識がないので生徒の集め方を知りません。

ほとんどの学習塾が経営難におちいっているのです。

 

広告費をかけたくても生徒からもらう授業料だけでは人件費と場所代を払ったらほとんど手元にはお金が残りません。

人件費を削減するために学校と変わらない団体学習を行なったり、個別指導と言いながら学生のアルバイトを使うしかありません。

 

もちろんクラス形式の学習方式にも、競争心をつける、自分の位置を知るなどの利点はあります。

でもこの利点も実は成績のいい子供にとっての利点であって、学校の授業についていけないようなお子さんにはデメリットでしかないのです。

 

暗記さえさせればいいという間違い

 

文系の専門分野の大学生や小学校の教員免許を持っている先生に多いのが、勉強は暗記力だという勘違いです。

高度経済成長の時代には記憶力さえよければテストの点数も高く、いい学校にさえ入れれば、いい就職ができて将来は安泰だと考えられてきました。

でも、もはやそんな常識は通用しません。

AI(人工知能)がどんどん進化し、ただの記憶力なんてほとんど意味が無くなっています。

あなたもわからない事はスマホですぐに検索しますよね。

歴史の年号なんて、新しい発見があるとすぐに書き換えられます。年号を覚えても意味がなくなっているのです。

 

残念ながら日教組の中にはいまだに記憶力を育てる教育がいいとしている人がいるのも事実です。

それは教える側が簡単で、評価もしやすいからです。

今後はどんどん考えさせる問題が増えてくる傾向にあります。

 

子供には記憶力のトレーニングよりも興味を持たせる事が重要で、自分で調べようとする力が必要になっているのです。

 

塾に通わせているのに子供の成績が上がらない

タイトルにも書いたように、いい学習塾はほとんどありません。

もし、お子さんが通っている学習塾が次のような塾であったら、通わせるのを考え直した方がいいかもしれません。

規模の大きさや教室数の多さを強くアピールしている塾

日本全国にあること、フランチャイズで多数の教室があることを前面に出してアピールしている学習塾があります。

学習塾は大手だから安心などというのは大間違いです。

もちろん大手でも、この教室だけは素晴らしい結果を残しているという教室があります。

ようは先生次第なんですね。

大手学習塾の名前をそのまま信頼する事はやめましょうという話です。

 

また大手の場合、多数の生徒がいる教室もあります。

すると学校ではないようないじめがあったりする場合もあるのです。

他校の生徒との喧嘩やゆすり、たかりなども珍しいことではありません。

「○○学習塾いじめ」と検索すればものすごい量の記事が出てきます。

そんな塾でも規模が大きいことを理由にお子さんを入れたいですか?

大手だし、皆が通っているから・・・

こんな基準で判断されたらお子さんがかわいそうです。

 

○○高校○○人合格!と合格実績ばかりを宣伝する塾

名門○○中学に○人合格しました!

東大合格○○人!

などという広告をよく見かけます。

このての宣伝文句は数十年前からあります。

生徒の少ない学習塾ほど、一部の成績のいい子供を取り上げ、他のできの悪い子には触れずに宣伝文句を作ります。(当たり前ですよね)

 

実際にはできる生徒が複数の有名校に合格しただけなのに、たくさんの生徒が合格しているように見せるのは一つのテクニックです。

子供さんを通わせてみて、こんなはずじゃなかったと後悔する事の無いように、この手の広告文を信用してはいけません。

 

とにかく安い塾

近所で昔からやっている塾がとっても安くて・・・

なんていう話を聞いた事はありませんか?

 

うちは利益を追求しているのでは無いので安い授業料でやっています。

まあ、経営者的にはかっこいいと思って宣伝文句に使うのでしょうが、実際は違います。

安くしないと生徒がこないレベルの授業しかできないのです。

 

安かろう悪かろうである事はほぼ間違いありません。

 

さらにこういった学習塾は態度の悪い子、言葉使いが悪い子、素行の悪い子などでもどんどん受け入れます。

本当はこういった子ほど手がかかるので、安くできるわけは無いんです。

面倒を見ることができないので、生徒の質はどんどん悪くなります。

子供の学習意欲は下がるばかりで、実際には勉強すら手につかない状態かもしれません。

 

教えている人にも高い給料を払う事はできないので、教える側の質も当然下がります。

つまり質をキープする事なく薄利多売をしている学習塾な訳です。

 

アルバイトがほとんどの塾

多くの学習塾が個別指導を初めています。

個別指導をするためにはたくさんの指導する人が必要になります。

これを正規社員で回していたら大変な高額な月謝となってしまいます。

 

アルバイトの先生が全て悪いわけでは無いのです。

中には親身になって子供に向き合ってくれる学生もいますし、教え方も素晴らしい人もいます。

ただ、子供が依存しやすくなる傾向もあります。

お兄さん、お姉さんに会いに行くだけの塾になってしまったりする事もあります。

学習塾はサークル活動をするところではありません。

わいわい楽しい必要は全く無いのです。

 

本来はプロの講師が一人一人の子供に責任を持って指導する場所です。

講師とは名ばかりの素人集団が運営する学習塾に高額な月謝を払って行かせる価値は全くありません。

 

子供の思考力を壊してしまう塾

子供ができるからどんどん先に進める

○○式のような、大手のチェーン学習塾でよくあるのが、大量に宿題を出し、各自にやらせます。

授業では質問はできますが、原則自分でやるという野放しな指導方法をとります。

講師たちは機械的に○付けをしているだけ。

子供たちはどんどん新しいプリントをやって行くので自分ではできるような錯覚を起こします。

だから文章題になると急に解けなくなったり、自分で考えることができなくなってしまうのです。

 

最新の研究方法で「反転授業」というものがあります。

反転授業は、従来の授業形態をまさに「反転」させたもので、家庭で「授業」を映像教材を用いて予習の形で受講し、学校の授業の時間では通常「宿題」として扱われる演習や、学習内容に関わる意見交換などを行うというものです。

つまり、学びのインプットとアウトプットの場を全く逆にするのです。

2000年代にハーバードやオックスフォードで始まった試みで、国内でも東京大学を始めとするいくつかの大学が試行を始め、現在注目を集めています。

反転授業をするには、ある程度の基礎が備わっている必要があります。

まだ基礎が確率していない子供には難しいのです。

 

もしそんな塾に行かせていたら

あなたのお子さんが上で取り上げたような学習塾に通っていたとしたら、手遅れになる前にやめさせたほうがいいかもしれません。

もちろん無理強いをするつもりはありません。

でも、お子さんが通っている学習塾が何でいいと言われているのかを、ちゃんと見極めてください。

あとで後悔をしてしまうのは他ならぬあなたです。

 

塾に通っているのに成績が上がらないのには、何か問題があるはずです。

塾に通わせているのに成績が上がらないのは、その塾に責任があります。

成績を上げられない塾は塾とは言えません。

 

今ことの時からでも遅くないので、成績を上げられる学習塾に入れて上げてください。

 

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