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親は子供に勉強を教えられない

親は子供に勉強を教えられない、なんて聞いたら反発を受けそうです。

でも残念なことに親は子供に勉強を教える事はできません。

 

もう少し丁寧にいうと親が子供に正しく勉強を教えることはできません。

子供を育てる事と、勉強をみる事は同じようで全く違うんです。

 

小さい頃から着替えの仕方、挨拶の仕方、箸の持ち方、社会のルールなど多くをお子さんに教えてきたと思います。

だから勉強だってちゃんと教えられるに違いないと思うのも当然です。

 

でも親が子供に教えるもののほとんどは、子供が社会で生き抜くための知恵であって、専門的な知識が必要な学習とはジャンルが全く違うんです。

国語には国語の、算数には算数の専門的な教え方があるのです。

 

学校の先生も自分の子供には上手く教えられません

もちろん親の代わりは誰にもできません。

しかし勉強を正しい方法で教える事はできないのだという事を理解しておきましょう。

 

さらに学校の先生でさえも、自分の子供にちゃんと勉強を教えることができなかったりします。

自分の子供に対してはどうしても冷静になれず、つい怒ってしまったり、怒鳴ってしまうことがあるのです。

すると子供は勉強なんて楽しくありませんから、全くいう事を効かなくなるなんてことも・・・

 

さらに親子は毎日顔を合わせているので、ついつい甘えが出ます。

親子の間で○時から○時は勉強の時間と決めたとしても、まず上手くいきません。

今日は具合が悪いとか、お稽古で遅くなったから・・・などという甘えが子供に必ず出ます。

さらにお母さんも「週末に取り戻せばいいかな」「そんなに怒るのもね〜」なんて思ってしまうからタチが悪い。

結局、勉強の習慣がつくどころか怠け癖がついてしまうだけです。

 

もっともダメなのが、自分の時間に余裕のある時だけ時々教えるパターンです。

時々教えるお母さんは子供の学習進度もわかりません。

子供の得意なところ、苦手なところ、つまずいているところなどの把握ができていません。

すると、子供に対してこんな詰問をしてしまいます。

  • 「どうしてわからないの!」
  • 「なんでこんな問題がわからないの!」

子供にしてみたら、どうしてわからないかわからないから教えて欲しいのに、これでは言葉による虐待です。

本来は子供がどこでわからなくなっているのかを寄り添いながら見つけて、学び方を学ばせてあげないといけないのです。

お母さんは仕事として子供に勉強を教えているわけでは無いので、無計画で無責任な指導をしてしまう事になるわけです。

 

必要の無いプレッシャーがかかる

さらにお母さんやお父さんが勉強を教えることの弊害があります。

 

できがいいお子さんだと、

「お母さんはテストでいい点をとって欲しいんだな」

「志望校のランクをもっと上げたらお母さんは嬉しんだな」

そんな風に考えてしまいます。

 

親が言わなかったとしても子供は察してしまうんです。

 

すると

「お母さんをガッカリさせたく無い」

「両親の期待を裏切りたく無い」

と気がつかないうちにプレッシャーがお子さんに重くのしかかるようになります。

 

こういうスタイルで勉強をしている子供は、あるところまで行くと伸びなくなります。

勉強がちっとも楽しく無いのですから当然です。

 

親の期待に答えるうちに、親に喜んでもらうための勉強になってしまい、気がつかずに放っておくと親を喜ばせるための人生を送ってしまうことになります。

さらに期待がどんどんプレシャーになり、失敗を恐るあまり勉強が手につかないなどという最悪の事態に陥る場合もあります。

普通の事も失敗するようになり、なかなか自分の気持ちを表さなくなってしまうのです。

これは子供にとってはとっても不幸な話です。

素直な子であればあるほど

 

成績が上がらない

親の期待に応えられない

自分はバカだ

何もできなくなる

 

こんな最悪のサイクルに陥ってしまうのです。

親としても一生懸命勉強を教えてできるようにならないと

「どうしてできないの!」

「なんでわからないの!」

と怒鳴ってしまったり、逆に

「私の教え方が悪いから・・・」

と責任を感じてしまう人もいるかもしれません。

 

お子さんに勉強してほしい、成績を上げて欲しいと思うのなら、

親であるあなたがすべき事は、

  • 勉強をする子供を見守る事
  • 時どき励ます事

これだけで十分です。

 

親の話より他人の話

ほとんどの子供にとって、親は自分を無条件に受け入れてくれる存在であると同時に、なかなか素直に向かい合えない相手でもあります。

勉強についてだけでなく、家の中の事や食事のマナーや生活態度などほとんどの場合においても、子供にとって親は甘えたり反発できる存在であるのです。

「ちゃんとお部屋を綺麗にしなさい」といってもまったく片付ける事もなく、逆にもっと散らかしてしまったり、

「食べるときにテーブルに肘をつくのをやめなさい」と何度いっても繰り返してしまう。

ここには子供の親に対する甘えがあるのです。

 

でも同じことを他の人、特に権威があると子供が感じている人から聞くと素直に受け入れる傾向があります。

これは子供だけでなく大人にも当てはまります。

 

様々なセミナーにたくさんの人が集まるのも、他人から話を聴きたいという人がたくさんいるからです。

 

教え方が古い

お母さんは自分が学んできた方法が正しいと思って子供に押し付けてしまいます。

でもお父さんお母さんが学んできた方法は単なる暗記教育であることがほとんどです。

ただ記憶すればいいという時代ではなくなっているのです。

そんな古い勉強の仕方を押し付けられた子供はいい迷惑です。

記憶することよりも、勉強の楽しさを教える事、どうすれば問題が解けるのかを調べたり、自分から進んで学びたいと思える環境作りがとても大切なんです。

まだまだ日本の教育方式は古臭いと言われています。

現に世界トップの教育国と言われるスウェーデンでは算数の授業には電卓を自由に使っていいのです。

九九なんて教えません。

計算する能力よりも、ツール(ここでは計算機)をどう活用するかの方が重要のです。

 

まとめ

様々な理由をあげましたが、ご両親が子供に勉強を教えるのには様々な問題があります。

いい学習塾を探すのが一番いいのかもしれません。

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