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AI時代に勝てる子供を育てる

AI(人工知能)が進化すると、現在ある職業の49%がAIに取って代わられると言われています。

将来的にAIやロボットが人間の代わりに行うだろうと言われている職業は

  • 一般事務員
  • 医療事務員
  • 行政事務員
  • 経理
  • データ入力
  • ホテルの客室係
  • レジ係
  • 警備員
  • 受付係
  • 電子部品製造工
  • ICオペレーター
  • ルートセールス
  • 検修・検品係
  • 出荷・配送
  • 宅配便配達員
  • タクシー運転手
  • 路線バス運転手
  • 倉庫作業員
  • 内科医
  • 簡易裁判所裁判官
  • 税務官

など多岐に渡ります。

反対に将来に渡って人間が担う仕事としては

  • 芸術家
  • ゲームクリエイター
  • 映画監督
  • コピーライター
  • 料理研究家
  • マーケティングコンサルタント
  • 経営コンサルタント
  • 商品開発員
  • 美容師
  • アナウンサー
  • スポーツインストラクター
  • ツアーコンダクター
  • ケアマネージャー
  • 外科医
  • 獣医
  • 精神科医
  • 産婦人科医
  • 介護職員
  • 保育士
  • 教員
  • 学芸員

などは将来的にも人間が行うであろうと言われています。でもそれさえも20年後にはわかりません。

 

つめ込み教育ではAIに勝てない

日本企業500社に調査をしたところ、リーダーシップを持つ人材の不足というのが最も多い問題になっています。

ここでいうリーダーシップは言葉で他者を動かす力だそうです。

既存の事業とテクノロジーの組み合わせから価値を生み出していくには、会社の上層部を説得しシステムの供給者と折衝していく高度なコミュニケーション能力が求められます。

しかし従来のつめ込み型の教育方法では、コミュニケーション能力が付かないことが明らかです。

基礎的読解力調査を行なった結果は学力が中以上の高校でも半数以上が文章の内容を理解する読解の問題が解けませんでした。

英単語や歴史の年号、数学の公式といった表面的な知識は豊富なのですが、文章を正しく読んで理解して、自分の考えを表現するという能力が欠如しているのです。

知っている言葉のみで文章を拾い読みしたり、つめ込み型の勉強だけで受験を乗り切っている状態ではAIと大差ありません。

これからの時代に求められているコミュニケーション能力が全くついていないのです。

文部科学省では、このまま20世紀型の教育を続けていては、AIの時代に大量の失業者を生むとして、読解力の改善に乗り出してはいます。

 

創造性を高めるには

人間がAIに勝てる力は想像力です。

記憶も計算も将来的にはAIが全て行うようになるでしょう。知識の習得にはあまり意味がなくなってしまうかも知れません。

事実、教育先進国のスウェーデンでは九九の様なものを暗記させることはせずに、テストでは電卓の持ち込みが可能です。

九九を覚えるよりも、いかにしてAIをツールとして活用できるかの方が重要なのです。(まあ日本では当分無理でしょうが・・・)

「なぜ?」と問いながら、筋道を立てて説明する能力が基礎学力となっていくのです。

 

子供が習得すべき3つの力

これからの子供が習得すべき3つの能力は

  • 読解力
  • 論理力
  • 数学力

の3つだと言われています。

読解力と論理力は、文章の意味や相手の意見を理解し、自分の意思を相手に伝える能力です。

数学力は計算をする能力ではなく、問題を設定して試行錯誤しながら分析をして問題を解決する能力です。

 

教育の大改革

2020年度に文部科学省は大学入試制度を40年ぶりに改定します。

並行して学習指導要領を10年ぶりに改定します。

大学入試ては、センター試験に変わって「大学入学共通テスト」が導入され、国語と数学には現在のマークシートだけのテストではなく、記述式の問題がそれぞれ3問ずつ出題されるようになります。

教育指導要領でも小学校では思考力や判断力、表現力を養う教育が充実させる様になります。

人間の学力を

  • 知識・技能
  • 思考力・判断力
  • 主体性

の3つに分けるとAIやロボットが特なのは知識・技能の分野です。

知識の習得や定期的な技能の反復学習に重点があった20世紀式の教育を続けると人間がAIに取って代わられる可能性が高くなります。

AIの苦手な思考力・判断力・主体性こそが将来にわたって人間がつけるべき能力となるのです。

高校で新設される「論理国語」は異なる立場の人を説得しながら自分自身の意見を記述して、小論文にまとめる訓練をします。

また、選挙権が18歳に下げられたのに合わせて政治や社会について正解のない問いを生徒主体で議論する「公共」が新設されます。

 

全ての基礎は読解力

相手の話すことから、相手の伝えたいことを読み取り、相手の考えを受け止め、自分の中で考え判断して、それを人に伝える能力がコミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力も基礎となるのは読解力です。

読解力がなければ、国語の問題を解くことはもちろん、英語や数学の問題も解くことができません。

全ての基礎は読解力なのです。

逆に言えば、読解力さえつけばどんな勉強や将来の人生における問題も解決する能力がつくわけです。

 

読解力をつけるには本を読むことはもちろん大切ですが、人との会話、特に親子間の会話が重要です。

大人との会話の中で語彙力を増やし、相手の考えを読み取り、人に伝える能力が育つのです。

 

簡単な論理力アップ方法

論理力をアップするためには簡単な練習をするのが効果的です。

なぜなら

日頃から親子で主語と述語のある文章を使って会話をしてみましょう。

「お腹すいた、ご飯」

のような単語だけの会話では論理力は育ちません。

また、理由を説明できる能力も重要です。

お家でできる簡単なトレーニング方法は「Yes,No」で答えられる簡単な質問をした後に、理由を聞く練習をすることです。

あなたは料理をしてみたいですか?
子供にルールを説明しましょう。

質問に対して「はい」または「いいえ」で答えます。

次に「なぜなら、〜」と理由を言うゲームです。

例:あなたは料理をしてみたいですか?

「はい」と答えた場合

・なぜなら、自分で料理を作ってお母さんを助けてあげたいからです。

・なぜなら、大好きな人に食べさせたいからです。

 

「いいえ」と答えた場合

・なぜなら、火を使うのが怖いからです。

・なぜなら、包丁を使うのが怖いからです

こんな感じで進めます。

簡単に答えられるようになったら、今度は自分とは反対の人の立場に立って答えるゲームをします。

「はい」と答えた子であったら、「いいえ」と答える子はどんな理由があるかを考えるのです。

親子でディベート

ディベートは日本ではあまり行いませんが、立場を変えた考え方を論理的に伝える方法は論理力を鍛えるにはとてもいい方法です。

小学生が携帯を持つのはいいことか?
まず子供に意見を言わせます。

その後に理由を説明させます。

親は子供とは反対の立場で子供に質問します。

そして意見を言って、その理由を説明します。

これに対して子供は親に質問をします。

それぞれの答えに対して反論をします。

 

例:小学生が携帯を持つのはいいことか?

(子供)ほとんどの子が持っているから携帯を持っていないと仲間外れになるから持った方がいいと思う。

(親)持っていない子もいるのだから、それで仲間外れになることはないのではないでしょうか。

(子供)塾の行き帰りに連絡ができた方がいいから持った方がいいと思う。

ここで少し時間をとって最終アピールタイムを作ります。

(親)塾の行き帰りの連絡は今も特にしていないし、携帯電話を持つとメールのやり取りでいじめにあったり勉強時間が減ってしまうのでよくないと思います。

(子)友達との連絡がLineが多いから、仲良くしていくためにも携帯は必要だと思います。

 

次に立場を変えて話をします。

まずは親が先ほどの子供の立場になって意見を言います。

次に子供がそれに対して質問をして

親が反論をします。

時間を開けて最終アピールをします。

 

まとめ

AI(人工知能)が人間ができることをすべてできるようになるわけではありません。ただ、今までのような詰め込み型の勉強方法では、将来に不安を残します。

読解力を育て、論理力を育てることで、AI社会でも生き残れる力をつけることができるのです。

 

 

 

 

 

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