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子どもをのばす「しつもん」の力

「しつもん」とあえてひらがなで書いているのは、いわゆるすぐ答えを出す必要のある質問と区別をするためです。

ここでいう「しつもん」はすぐに答えを出す必要のあるものではありません。

親子が一緒に考え、お互いに成長するためのものです。

ふつう親から子供にするコミュニケーションは

  • 指示
  • 命令
  • 詰問

になりがちです。

ここ拭いておいてね(指示)

部屋の片づけをしなさい(命令)

なんでできないの(詰問)・・・相手を責める質問

このような質問は子供の選択肢を減らすことになってしまいます。

いっぽう「しつもん」は選択肢を増やし、子供の世界を広げることになります。

子どもの創造性、創造力、コミュニケーション力を育てるのが「しつもん」なのです。

しつもんの心得

しつもんを活用するためにいくつかのルールがあります。

このルールを理解していないと、ほんとうのしつもんの力を発揮することができません。

しつもんに対する答えはすべて正解

しつもんに対する答えは全て正解です。

逆に言えば「これはダメ」という答えは一つもありません。

「そんな答えは間違っている」

「なんでそんなことを言うの」

子どもの答えにそんな反応をしてしまうと、子供はどんどん思考の枠を狭めてしまいます。

答えは全て正解

これは「しつもん」をする上での大前提として心に留めておいてください。

答えは全部受け止める

子どもから出てきた答えは全て正解ですから、丸ごと受け止めてあげましょう。

親としてはちょっといただけないなぁと感じるような答えがあるかもしれません。

そんな時も、「それは違う」ではなくて

「いいね~」

と受け止めてあげるのです。

もちろん、もっと考えてほしいとか、修正してほしいときがあるでしょう。

そんな時でも親のイメージを押し付けるのではなく、別のしつもんを投げかけて、さらに考えてもらうようにしてください。

答えは出なくても正解

しつもんに対して、必ず答えを出さなければいけないという思い込みは捨ててしまいましょう。

「わからない」

という答えが返ってくることもあるでしょうし、何も答えられない場合もあるでしょう。

それでもOKです。

答えられなくてもいいのです。

しつもんを投げかけておけば、いつか必ず自分の中で答えが出るからです。

今はそのタイミングでないから答えが出ないだけなんです。

答えが出たことよりも、答えを考えていることに価値があります。

しつもんは親子が一緒に考えるためにある

実際に子供にしつもんをすると様々な答えが返ってきます。

夢をかなえるために、今週できることは何?

というしつもんに対して、ある子どもは

「わかんなーい」

と答えました。

「じゃあ、わかんないって書いていいよ」

というと、その子は

「やっぱり書く」

そう言って書き始めました。

仮にこの時に、

「わかんないじゃなくて、ちゃんと考えなさい」

そういっていたとしたら、子供は守りの体制に入り

「だって・・・」

みたいな言い訳が返ってきたかもしれません。

まず相手を受け止める。

「この子はわからないって思っているんだ。」

そう受け止めたことが、この子が「やっぱり書く」ということにつながったのだと思います。

親子の会話は相手の言葉にすぐに反応してしまうものです。

でも「しつもん」は答えを引き出すのではなく、一緒に考えるものです。

そのためには相手の言葉をいったん受け止めることが重要です。

受け止めると受けいれるは違います。

受け止めるは相手の意見と自分の意見が違っても、「そういう考え方もあるね」と認めてあげる事です。

相手の言葉に

「いいね~」

とうなずいてあげる。

そうすることで、こんなことを言ってもいいんだと子供は自分の枠を外すことができるようになるのです。

しつもんは誰が言うかがとても重要

しつもんでコミュニケーションをとるうえで、重要なポイントがあります。

それは

「この人が投げかけてくれる質問なら答えたい」

と思ってもらえることです。

しつもんする人の「あり方」が良くないと、しつもんそのものが生きてきません。

いつも怒ってばかりいるお母さんが突然、

「今日楽しかったことは何?」

「明日はどんな一日にしたい?」

としつもんをしても、子供は本当の気持ちを話してはくれません。

変な答えを言ったら怒られるので、

お母さんがいいと思うような答えを返すようになります。

いいしつもんをするためにはテクニックやスキルよりも、その人のあり方が重要です。

子どもにしつもんをした時に、

「ママ(パパ)が聞いてくれるから答えたい」

そう思われる自信はありますか?

子どもにしつもんをするということは、親であるあなた自身のあり方が問われているのです。

ぜひ子どもとあなたの世界を広げ、豊かな人生を送るためにも

「しつもん」を大いに生かしてください。

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